■ほしのこえ
やー、これについてはもう今更私の説明なんて要らないでしょうが、やっぱすんごいですわ。ほんま。
これで個人制作ってなぁおい。。(^_^;)

ウチのにFLASHを与えた時にも思いましたが、今はこうやってパソコンを使えば、誰でも人手もお金もかけずに、頭の中を映像化・現実化できる世の中なんですよね。 すごい。
ある意味それがSFだ(笑)

とにかく「ほしのこえ」ですが、そうですね、ヒトコトで言っちゃえば「一番良い頃のガイナ」っぽい。 「トップ」や「王立」みたいなニオイがぷんぷんですね。 とか、DAIKONフィルムのあの気の狂ったような爆発セルアニメにかけた情熱と同様のものとか感じちゃいます。
「エヴァ」終了以降、カレカノだ のまほろだのアベノだのと、ちょっと方向がアレな彼らですから、昔の「ああいうガイナ」に飢えてた方々にはそりゃガツンときますでしょう、この作品は。 うん。
というか、彼らが今は"ああ"であるとは言え、やっぱり彼らのような先達がいるおかげで(もちろんもっと遡っちゃえば手塚治虫とかそういう域に行くわけですが)、日本にはこういうモノを個人で作ってしまえるほどの"オタク"が育っているというのは素晴らしい。

作品について細かく欲を言えば、前半の「日常」シーンがもっと長く描きこまれてれば、それとの後半の対比がすごくなって、それこそ「トップ」のような「壮大な絶望感」が味わ えたんだろうなぁと。(ああホント絶望好きだよ、あたしって(^_^;)) 
ぁその辺はさすがに"個人ですから"って部分もあるでしょうから、できれば、こ の作者さんがこのままプロになって大きくなって、プロダクションとかやって、余裕ができてからリメイクとかしてくれちゃったら良いかもしれません。

とにかく、DVDで5800円とアニメにしちゃお安めですし、夏休み中は上映会もあるそうなんで、今後のアニメ界とかを語りたい人は絶〜〜っ対必見ですわ!(>_<)9
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