■吸血鬼ハンターD
うん。さすがにね、最近のアニメはキレイだよね。
CGってなぁ予算なくても何でも作れるわー。いいわー。
せっかくあそこまで映像凝ったんだから、音楽があともう一息ゴスしてるともっと良かったんだけど。 あと、空がちょっと青すぎたかな(笑)

怪人とか武器とか乗り物とか、あぁ菊地だなぁなんて思って見てたけど、小説読み返してみたらそっちの方がもっと菊地だった(当たり前だし)(笑)
でもまぁさすがにあのまんまじゃ映倫とおんねぇかもなー、菊地じゃなー(爆)
そう考えると、ギリギリラインで菊池らしさをうまい事生かしていたのかな。 菊池を知らない人には何のことやら全く分らない文章ですが(爆)

逆にというか、菊池もののタルさが映画的に上手い具合にテンポアップされててナイスであった。
ちうかさぁ、菊池のっていつも少なくとも必ず3グループくらいは登場人物出てくるじゃない。 で、それぞれが独自に動いてさ。 ぶっちゃけた話、長い話になればなるほど、人間多くて動きも多くて、正直ついてけなくなるのよね〜(;´Д`) 夜叉姫なんてそれで諦めたと言っても過言ではない(笑) アイツら、何度殺しても死なないしね。
ちう訳で、それが映像化されてると、いちいち自分のアタマの中で整理しなくても、ストーリーが追えるのはラクチンヽ(´ー`)ノ

チェイテ城の威容が良かったね〜。 あと、巨大な陸エイ(?)の上を飛び越えるシーンと、四男グローブの「霊体」の表現な。
あれ、「ああ、飛ぶ時ってこうよね!」みたいな、なんつーか、長年の懸案(違う)がスッキリしたっていうか、自分のアタマの中にだけあったイメージが、初めて他人の手で具体的表現になったっていうーー・・ 多分だれにも共感は得られない感覚だけど(^-^;)

あと、何より台詞が英語なのが素晴らしく。 映画全体の雰囲気ってのをよく分ってますわ、この演出。 勿論その為に、英訳したり外人声優探したり、日本語字幕つけたりって言う手間は増えてるんでしょうけど、いいモノを作るためにそういう手間は惜しまないってのは、いい事ですわよね。
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