■Blood:The Last Vampire
北久保だとか押井だとか寺田だとかっていう、結構かなりなメンツの集まった、しかもフルデジタルの、比較的ハイレベルなはずの作品、、なのに何故か異様に地味に公開されているBloodです(^_^;) うーん、シチュ的にはしっかりボンクラなのになあ。

とはいえ、さすがに映像は奇麗ですよ、すげー。 宣伝が地味だからって、決して映画として劣っているという訳ではないです。 まぁストーリーも美術面も、シックで地味なのも確かなんですけどね(^_^;)
あと、舞台が横田基地なんで、半分以上が英語セリフなんすけど(字幕つき)、っていうか、だからこそ声優が工藤夕貴なんでしょうけど、そこはそれ、さすがにハリウッド女優、「え〜、工藤かぁ。」と思ってたアタシらの不安を、良い意味で裏切ってくれましたわ。
カッチョえーじゃん、工藤。

ただねぇ、上映時間がメチャ短いんす。 だから、カッコよさげなネタフリはそこここにあれど、ストーリー掘り下げてるヒマもなくて、「OVAの様子見第一巻」ってカンジでとどまってまいました。 イキオイのみ、みたいな。
ちうか、昔だったらこのレベルのは、映画じゃなくてOVAだったんでしょうなぁ。 結局は、リキ入れた劇場映画ってんじゃなくて、実験作品的色合いが濃いのかしらね。

都内では渋谷の109のトナリの映画館だけしかやってなくて、しかも夜のみなんだけど、それでちょうどいい、くらいの客の入り。
ま、OVAでやって、マ ニアしか買わない(アタシだったら映画なら行ってもビデオは買わない)っていうよりは、マシな収入なのかなぁ?てカンジ。 フルデジタルだから、一枚一枚セル描くよりは安上がりなんだろうけどね。

つーかさぁ、やっぱセーラー服には機関銃でもピストルでもなく日本刀だよなっっっ(萌)
ちっくしょー(T-T) なんで映画のBR、セーラー服じゃねーんだよぅ(T-T) くっそー…
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